こんな事を考えたことありませんか?
未経験だけど、IT業界に転職したい!
そして、転職を考えた時にこんなことが知りたいと思いませんか?
- IT業界の面接でどんなことを聞かれるのか知りたい
- 面接での心得が知りたい
- 未経験者がIT業界に就職するために必要なスキルは?
私は、未経験でIT業界に転職しエンジニアになりました。
現在、雇用面接の対応をすることもあります。
求人で「未経験可」としているので未経験の方の面接も行うのですが、
面接までの行動や、面接での質問の回答で採用・不採用が明確に違ってきます。
そこで、今回は、
未経験でもIT業界に就職したい人の面接対策
をご紹介しようと思います。
- 未経験でIT業界に就職するために必要な事
- 未経験の人の面接対策
- 未経験の人への面接での多い質問
- 逆質問対策
- 面接のコツ
Q&A
面接する前に
じっくり考える
IT業界に限らず、まず面接する前に
本当にその会社に就職したいのか
をしっかり考えて下さい。
どうしてその会社に就職したいのか、はっきり答えることが出来ますか?
はっきり答えることが出来ないのなら、
面接をしても採用にならないので面接を受けない方がいいと思います。
IT業界や言語について調べる
未経験の人を採用して一番困るのは、
就職して数ヶ月で退職してしまうことです。
- 「考えていた感じと違った」
- 「思ったより仕事が難しくて出来ない」
- 「何をしていいかわからない」
理由は様々ですが、未経験の人は短期間で辞めていく人も多いです。
IT業界に「カッコイイ」というイメージを持って就職して、現実で働いてみてイメージと違うと辞めてしまいます。
企業側は、
未経験であっても「未」知識ではない人
を望みます。
何故なら、「未」知識であると勝手な妄想や希望を抱いてしまうからです。
そしてギャップに嫌になり早々にリタイアしてしまうのです。
だからこそ、面接の前にIT業界についてやプログラム言語についての基礎知識を付けておくことをお勧めします。
プログラミングについて無料のWebサイトで勉強するのも良いですが、本格的に学びたいならスクールもおススメです。
GEEKJOBは3つの条件を満たさないと受講できませんが、条件を満たしているならば、無料でオンラインスクールを受講でき、転職サポートもつくのでおススメです。
面接を受ける会社について調べる
これから自分が就職しようとしている会社のことは多少なりとも調べておきましょう。
IT業界と言っても業種は多岐に渉ります。
『Webデザイン等の仕事をしたかったのに、入った会社がソフトウェア業界の会社だった。』
みたいなことにならないように、受ける会社のホームページ等を見て会社の業務内容はチェックしておきましょう。
また、採用する側としても、会社の事業内容や理念を把握してくれている人とそうでない人では採用率は全然違ってきます。(当たり前ですよね。)
未経験の人への多い質問
未経験の人には面接でこの質問をすることが多いです。
なぜこの業種を選んだのですか?
企業側は、未経験でありながら何故この業種を選んだのか?
に対して明確な理由を答えて欲しいです。
- 「なんとなく」
- 「興味があったので」
- 「面白そうだったから」
のような具体的ではない答えでは採用者の気持ちは動きません。
前章にも記述しましたが、IT業界に憧れだけを抱いて入ってきて現実に打ちのめされる人が多数います。
本気でIT業界に興味がないとIT業界についていけないのです。
なので、企業側としては、未経験でもIT業界に入ろうとする人の本気度が知りたいのです。
具体的な回答がポイントです。
「いつ」「どこで」「何があって」この業種に就きたいと思ったのかをしっかり話すようにしましょう。
この業種に就くにあたって何を勉強しましたか?
『未経験からIT業界に本気で転職したいと思っているのだったら、何か勉強していますよね?』
と言うのが企業側の本音です。
私の通っている会社はソフトウェア開発を主に行っている会社ですが、ソフトウェア開発と謳っている会社に面接に来ながらソフトウェアの種類を答えられなかったり、基礎知識が全然ない人が居ます。
これでは、採用することを躊躇ってしまいます。
プログラミングが出来るようになっていなくても、この業種の仕事に就きたいと思っているなら基礎知識くらいは知っておいて欲しいと思います。
未経験で中途採用というハンデを背負っているのですから、「面接前に基礎知識くらいは頭に入れておく」といったような行動で本気度を図っているのです。
なので、この質問に、
- 「まだ何もしていませんが、この仕事に就けたら頑張って勉強します。」
- 「これから勉強します。」
のような回答ではNGです。
実際に勉強した内容を話しましょう。
【回答例】
- 無料のWebサイトで「〇〇言語」の勉強をしています。
- プログラミングスクールに通って「〇〇言語」を学びました。
- 資格取得の勉強をしています。(具体的な資格の名称を言うこと。)
弊社への志望理由は何ですか?
この業界の中でもどうして弊社を選んだのかを確認します。
というのもIT業界のにも色々な業種があります。
入社してから、自分のやりたい業種では無かった…となってしまわれないように、弊社の業務内容をしっかり理解しているのかを確認しています。
受ける会社の業務内容に沿った理由を述べるのがベストです。
逆質問
【逆質問とは?】
面接の際に面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることがあると思います。
その時、自分の気になることを逆に質問することを「逆質問」と言います。
逆質問をする意図
企業側はこんな意図を持って逆質問をしています。
積極性やコミュニケーション能力を測るため
意欲的に質問をしてくるかどうかや、とっさの切り替えしなどから応募者の積極性やコミュニケーション能力を測ります。
自社との相性を確かめる
逆質問の内容から自社の社風との相性や、仕事内容との相違が無いか見極めます。
応募者の不安や疑問を解消する
応募者が疑問に思っていることを直接聞いてもらうことで、疑問や不安を解消してもらおうと思っています。
効果的な逆質問
- 受ける会社の業務内容を掘り下げた質問
- これからやっておくべき事についての質問
受ける会社の業務内容を掘り下げた質問
業務内容を掘り下げるのは、
- 業務内容を言う
→御社の業務を分かっているアピール - 掘り下げる
→やる気アピール
となり、好印象を与えます。
「御社で行っている○○システムの開発言語は何になりますか?」
「ホームページを見させて頂いたのですが、〇〇の開発にはどのようなスキルが求められるのでしょうか?」
これからやっておくべき事についての質問
今後、新たな業種で働くためにやっておくべきことを具体的に問うことで、自分に足りないものをどんどん吸収していこうという積極性をアピール出来ます。
「ITについて未経験で転職された方は、どのような勉強をされているのでしょうか?」
「御社で仕事を始める前に、身に着けておくべきスキルがあればお教えください。」
してはいけない事
- 質問しない
- 調べれば分かることを聞く
- 既に面接官が言った事を聞く
- 仕事内容より福利厚生についての質問が多い
質問しない
一番良くないのは、質問をしないことです。
質問をしないことで、企業側にこのような印象を与えてしまいます。
- 積極性が無い
- 自社に興味が無い
- やる気が無い
1~2つは質問するようにしましょう。
調べれば分かることを聞く
調べればすぐに分かるようなことをことを聞くということは、
自社のことを何も知らない=自社に興味が無い
と受け取られてしまいます。
「御社の企業理念は何ですか?」
「主な事業内容は何ですか?」
既に面接官が言ったことを聞く
面接官が既に説明したことを聞いてしまうと話を聞いていなかったと判断されてしまいますので注意しましょう。
仕事内容より福利厚生についての質問が多い
これから自分が担っていく仕事内容より、条件や待遇面のことばかり聞かれると仕事に対する熱意ややる気が感じられません。
「残業は月に何時間くらいありますか?」
「長期休暇は取得可能でしょうか?」
とはいえ、福利厚生が気になるのも事実だと思います。
条件や待遇ついて確認したい場合は、仕事内容や会社について聞いた後に、聞きたい事情を説明した上で質問するとよいでしょう。
逆質問の締めくくり
ここでプラスα情報!
逆質問の効果的な締めくくり方です。
意外と忘れがちなのが「お礼」。
1~2つの逆質問の後、「他に何かありますか?」と聞かれ、何もない場合「以上です。」や「もう大丈夫です。」と答えて終わってしまう人が多いのですが、ここでプラスα!
「私からの質問は以上です。(回答頂き)ありがとうございました。」
とお礼の一言があると、一気にプラスの印象が残ります。
面接のコツ
次に、IT業界とか、未経験とか関係なしの面接のコツをお伝えしたいと思います。
清潔感は大事
清潔感、大事です。
リクルートスーツでかっちり固めないといけないって訳ではありませんが、よれよれのシャツだったり、ボタンを留めないなどだらしない印象を与える服装は辞めましょう。
遅刻は厳禁、でも早すぎるのもNG
時間を守るのは社会人として当たり前の常識です。
面接には遅刻しないように余裕をもって行動しましょう。
やむを得ない事情で遅れてしまう場合、電話で連絡するのは必須です。
また、遅刻の反対の早すぎる到着も嫌がられます。
到着が約束の10分前以上だったら時間を置いてから出直しましょう。
俯かない
質疑応答の間、ずっと俯いてしまっている人がいます。
質問を聞くとき、質問に答えるときは質問者の目を見るようにしましょう。
じーーーっと目を見つめっぱなしなのも不自然です。
たまに相手の鼻の辺りに目線を外してまた相手の目を見るようにすると自然です。
また、「最初の挨拶の時」は必ず相手の目をしっかり見るようにしましょう。
姿勢よく
椅子には浅く座るようにします。
背筋を伸ばして姿勢よくを心がけましょう。
転職サイトや転職エージェントの活用
何も活用しないで転職活動するのは丸腰で戦いに挑むようなものです。
転職エージェントや転職サイトを上手に活用しましょう。
転職エージェント
転職を考え始めた時、何から何まで自分で調べたり準備したりが不安だという人は、「転職エージェント」を活用するのがおススメ。
『転職エージェント』とは、企業と人材のマッチングしてくれるシステムのことです。
就職希望者一人ひとりに転職に向けてサポートしてくれる「エージェント」がつく対人型サービスで、
就職希望者に対して「求人の紹介」だけでなく、
- 「キャリアの洗い出し」
- 「応募書類や面接のアドバイス」
- 就職後のアフターフォロー
等を行ってくれます。
※登録や就職時に転職エージェントへの支払は発生しません。
転職サイト
また、自分で就職先を自由に探してみたい人は、「転職サイト」を活用し探してみるといいでしょう。
『転職サイト』とは、WEBサイトで求人情報が閲覧できるサービスです。
企業は求人内容をサイトに掲載し、就職希望者はサイト内の求人に転職サイトを通じて自由に応募することが出来るシステム。
アドバイザーが居ない代わりに、自分のペースで自由に転職活動が出来ます。
※登録や就職時に転職サイトへの支払は発生しません。
転職エージェントと転職サイトは似ているようで活用方法が違ってきます。
併用していくのもおススメです。
転職サイトと転職エージェントの活用方法は後日別記事にする予定です。
終わりに
最後に、面接して思うことをお話しします。
面接の受け答えが完璧な人って結構いるのですが、本当にそう思って言っているのか、練習して上手に言葉をなぞっているだけなのか、面接官って実は結構分かっています。
緊張していて受け答えがたどたどしくても面接前の準備(勉強など)をしっかりしていた人からは熱意が伝わります。
本気の気持ちと熱意をもって面接に臨みましょう!
未経験からIT業界に転職するのは、容易なことではありませんが、一度身についた知識は無駄になりません。
個人的にプログラミングは楽しいので、皆さんもしっかりスキルを身に着けて新しい業界で頑張っていってもらいたいと思います。
そして、IT業界で新しい一歩を進んでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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